いきなりマイホームって何?
ブログのサブタイトルにしてるのに、肝心のことに対してまだ書いていない
ズボラというか、だめな私。
なかなか大きい出来事なので、うまく文章にしたためることができるのか、どうなのか
謎ですが、とりあえず書いてみたいと思います。
タイトルの通り、「いきなりマイホームってどういうことですか?」
これは私の心の叫びです。
いまの夫と知り合った2015年。
夫を一言で表現すると『不思議ちゃん』
この人と結婚してしまった私もある意味『不思議ちゃん』;;
『婚活』で知り合ったので半ばお見合いのような感じです。
というわけで、お互いにある程度の鉄仮面をかぶっているわけです(笑)
*夫は鉄仮面をかぶっているわけではなく完全に『素』だったそうです。後日確認
趣味が住宅メーカーめぐり
これを聞いたときに「え?」と思ったけれど、
「変わった人ですね。」とはまだほぼ初対面だったので言えなかったので
「変わった趣味ですね。」と確か答えていたと思います。
「面白いですよ」みたいなことを返答されたと思うけれど、
「確かに面白いだろうし、興味がないわけではないですが、買う気がないのにああいうところに向かうと、かなり営業されるから大変じゃないですか?」みたいな当たり前のやり取りをしていたと記憶してます。
「まあそうですね。」みたいな適当な返事が返ってきていました。
この時はまさか、この人が家を買うなんて思いもしていないわけで。
この人と本当に結婚するかなんてわかるわけもなく。
他人の趣味にとやかく文句をつける権利もないしな。という軽い気持ちでした。
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順番がめちゃくちゃ
自分の常識と、人の常識が一致するとは限らない。
この後、この事実を痛いほどに突きつけられます。
タイトルに謳ったとおり彼は「いきなりマイホーム購入」という暴挙にでました。
私が常識と思っていたマイホームは結婚後でしょ普通。家族で相談して買うものでしょ。
は、彼の常識には当てはまらなかったようです。
突如「家、買いました」といわれたときには本当に何のことかわからず
「は?」と言いました。
「誰の家ですか?」とアホな質問をしたことも覚えています。
そりゃそうですよね。
「誰の家だよ。」って聞きたくなりますよね。
「ご実家でも引越しするのかと・・・」という考えしか私には浮かびませんでした。
それを、「いえいえ、自分の家ですよ。」といわれた日には、
「へー。」しか言葉に出ませんでした。
*現実はへー。すら出ませんでしたが。
「え?」と「は?」と「へー」の3語ですよ。
たぶん、この3語で私は一時、彼と会話をしていました。
そしてか細い声で
「まだ仮契約なんで、キャンセルできないこともないです。」といってましたが。
「では、キャンセルで」といえるほどの身分ではありませんでした。
*今の私なら言いますけど。
「お付き合いしましょう」もなければ、
「好きです」という告白もなく
もちろん「結婚しましょう」もなく、
5回ほどお茶やご飯を食べた仲です。
友達でもなければ、恋人でもなく・・・・・知人程度のレベルですよ。
『婚活』という条件の下、会ったので、彼の中で『5回食事に行ったら=結婚』という方程式でも出来上がっていたのかもしれませんが。
それは彼にしかわからないことです。
なんにしても、自分の常識と人の常識は違う。ということを身をもって体感しました。
どんな状況であれ、自分の意見はしっかり伝える、わからないことは聞く
あのときの私にこれができればよかったのですが、
未だにものすごく後悔していることです。
たぶん一生後悔すると思いますが、後悔していても仕方ないので、現実は変わらないので、後悔の気持ちが押し寄せてきたときは、ほかの事を考えるように自分でコントロールしています。(どうにもコントロールできないときは夫にぶつけています。)←ダメなやつですが。
『どんな状況でも』の例
- 付き合ってもいない人が「家を買った」とカミングアウトした時
- 数日後に自身(私)が「入院、手術をします」とカミングアウトしようとおもっていた時
「家を買う」という行為は彼一人でできることではありません。
彼の両親の考えがあっての暴挙です。(*彼ら家族では常識的な行動だったんだと思いますが、私と私の家族にとってみたら暴挙です。)
ボールペン1本買うのに1時間近く悩むような性格の夫なので(このときに私はかなり引いていました。そんなに迷うなら買ってあげようか?って言いかけました。3回目に会ったときの出来事です。)
家を購入する決断を自分でできるとは到底思えません。
ご両親の力が絶大に働いていたことはわかります。
家があれば嫁が来る。という安直な考えだったのかもしれません。
喜んで嫁に行く女性もいるかもしれませんが、私はそうではありませんでした。
彼が一大決心をした時期に私も一大決心をしていました。
人生初の入院、手術を数日後に控えている状態でしたので、自分のことで精一杯で
彼の一大決心に対して、がっつりと向き合うことが出来ませんでした。
彼も私のカミングアウトに驚いていた様子でした。
お互い爆弾をかかえて(笑)会っていたんですね^^;;
「家を買いました」と「数日後に入院して手術しますので1ヶ月お会いできません」を
お互い懐に忍ばせていた状況でした。
手術が無事に終わった頃には仮契約は本契約になっていて、彼は本当にマイホームを手に入れていました。
もう少しタイミングが異なっていたら、「とりあえずキャンセルしてくれ」「あなたは私と結婚する気があるのかないのか?」等と自分の意見や疑問を彼にぶつけることが出来たかもしれないし、私の意見と疑問をぶつけることによって彼との結婚は無くなっていたかもしれないです。
神のみぞ知る領域ですが・・・
まず言いたいこと。
マイホームに夢があったわけじゃないけど、
私も住宅展示場めぐりとかしたかったし。
結婚して住む家とか自分で選びたかったし。
以上です。
世の婚活男子に告ぐ。
家持ちだから、婚活に有利になる場合もあるけれど、
すべての女性がそれを望んでいるわけではないです。
すごくお金持ちで結婚が決まってもう一軒、家買えます。とかいうレベルの方なら
良いと思いますが、お付き合いしている女性、お付き合いするかもしれない女性、気になっている女性が身近にいらっしゃる場合はその方の意見をまず聞いてから家を購入しましょう。
(至極、当たり前のことを述べてこの記事を終わりたいと思います。)