電気と水の確保
今回の地震で我が家がそこまでパニックに陥らなかったのは、
停電がなかったからです。
上水道は断水しましたが、田舎な我が家には井戸水がありました。
停電してしまうと井戸水をくみ上げるポンプが作動せずアウトだったのですが、
幸いなことにポンプの故障もなく、停電もない地域でしたので、トイレとお風呂を
確保することができました。
これは本当に大きかった。
飲み水は断水のため会社に届いた救援物資の中からペットボトルの水を頂きつつ確保しました。
場所によっては井戸水が枯れてしまったりしたところもあったようです。
我が家も、余震でいつ水がでなくなるかわかりませんでしたので、お風呂にお水をため
お鍋、たらい(このあたりが田舎の実家だからあるものだと思います。)、空のペットボトルに入れれるだけ確保しました。
玄関先には45Lのポリバケツ(ゴミ箱につかうようなものですね^^;;)
新品のものに水を貯められるだけ貯めました。
(これがなかなかの重労働です。)
水も必要だけれど、容器も必要。
結局、ニュースなどに取り上げられていた給水に並ぶことは我が家は一度もせずにすみました。
水も不足するんですが・・・・
「容器がない」(足りなくなったところ多数。)
給水車はいるけれど、あまりに人が並ぶものだから、水をいれる容器がなくなる。という事態が多発しました。
「シンプルライフ、ミニマムな暮らしを」と掲げているブログではありますが、
水を入れる容器になるようなもの(たとえば2Lのペットボトルやウォータータンク)
は備えているべきだと思います。
*そんなに場所をとらないものなので、備えあれば憂いなしです。
大きな災害を経験して、思ったことは3日たつと、多くの救援物資が届き、
不便な中でも、どうにか色々な助けを得ることができます。
これは、阪神淡路大震災や、東日本大震災でのノウハウが生きているのだと思います。
本当にすばやい救援に涙がでました。
助けて頂けるということに甘んじるのではなく、
備えられるものは備えることはとても大切なことだと身にしみました。
トイレの大と小の水の量は?
ちなみにトイレの大と小の水の量。
大:9L (古いものだと13L程のものもあるとか)
小:5~6L
我が家は、トイレの水は井戸水でまかなうことが出来ましたのでまったく不便がありませんでしたが、こんなにたくさんの水が必要なのです><
いかに水の確保が大事か、そしてその水を確保するための容器がいかに大事か。
身にしみて体験できました。